精進送りというのは一般的には精霊送りといわれており、一種のお祭りなのです。『精霊流し』といえばどこかで聞いた事がありますよね。決して灯ろうを作って川でレースをしてるわけじゃありませんよ。一般 家庭では8月16日(地方によっては15日)の夕方に、迎え火と同様にして家の門口で送り火をたき、先祖の霊が帰る道を照らして送り出す精霊送りをします。
一般的には精霊流しといって、精霊棚に供えた物をわらや木でつくった船に乗せて川や海に流す行事を行う地方もあります。神奈川県や北九州、とくに長崎ではお祭りとしてこの精霊流しが盛大に行われます。ですから勝手に近くの川で灯ろうを作って流してはいけませんよ、釣り堀になんか流れていったら釣り人がびっくりしますからね。
・盆明け
一般に家庭では、送り火をたいて供え物などを庭先で燃やしてきれいに始末するところもありますが、食べられるものは料理などに使ってもかまわないでしょう