『小正月』ってするの?
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--- え?してないんですか? ---
 
家庭では小規模にしましょう・・・

 皆さん、正月ボケしてますか?三が日(1月3日)、松の内(1月7日)でスパッと生活を切り替えて、仕事に向かう方もいらっしゃいますが、のんびり過ごして1月中旬になってもまだ正月気分というアナタ!『小正月』をして気分を切り替えましょう!『小正月』(1月15日)は旧暦の正月なので正月の締めとしてお祝いをします。各地で行われる有名な行事としては『どんどん焼き』や『さいと焼き』などがありますが、知っていますか?

基本的には正月に用いた松飾り、書き初め、凧、しめ縄などを野外で燃やして、この火にあたると丈夫で健康になる、この火で焼いた餅を食べると病気をしないなどと言われています。近くで火祭りが無い地域の方は家の庭でやってもいいのです。正月の締めとして家族の健康、祈願の成就などを祈って、家の庭で松飾りなどを燃やした火でお餅を焼いてあげましょう。ついでだからといって、けっして粗大ゴミなど一緒に燃やさないように!

*『小正月』は 地域によっては7日に行う事もあります。


小豆がゆでお祝い!?:
 1月15日の朝に、無病息災(むびょうそくさい)を願って小豆を用いた『小豆がゆ』(『望がゆ』とも言う)を食べます。この日を旧暦の正月とする中国の習慣からきたもので、小豆・米を入れて炊いたお粥に餅を入れて作ります。旧暦では1月15日は成人式だったので『小豆がゆ』で朝、お子さんを送り出すなんて結構『粋』な計らいがありました。
『女正月』
 1月15日は『女正月』(めしょうがつ)ともいい、地方によっては暮れから正月にかけて立ち働いた女性の休息日とし、女性だけで宴を開き、その日は女性に替わって男性が家事をする風習もあります。無理に宴を開く必要はありませんが、男性の方はこの日だけ奥さんに休んでもらって、すすんで家事をしてあげるのもいいかもしれません。
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